コラムスラブ工法(フローティング基礎工法)
深層混合処理工法による設計技術(分類)
浅層改良層(スラブ)の下に柱状改良体(コラム)をフローティング形状で一定長または階段状に構築する道路工法です。盛土道路の沈下抑制、構造物接合部での段差緩和、振動・騒音の低減、さらに地盤環境への影響を少なくすることができます。
維持修繕や事業損失などの費用を含むトータルコストでは、従来工法に比べ、コスト縮減効果があります。
旧NETIS登録番号QS-070006-A
コラムスラブ工法
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沈下抑制・トータルコスト縮減
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■軟弱地盤上の道路構築においてコラムスラブ工法を用いることで、供用後の圧密沈下ならびに引込み沈下を抑制でき、さらに振動・騒音の低減が図れます。
砂質土層にコラムを着底させないフローティング形式のため、地盤環境への負荷を低減できます。
NETIS登録番号QS-980086-A
コラムアプローチ工法
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構造物との段差緩和・走行性の確保
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■軟弱地盤上の道路では、供用後に生じた横断構造物との段差はオーバーレイや踏掛版により対処されてきました。
本工法を採用することにより段差を緩和し、補修費の縮減を可能にし、快適で安全な走行を確保します。
コラムシステム工法
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新設函渠基礎工の工費縮減・工期短縮
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■新設函渠の基礎コラムとアプローチコラムを組み合わせて施工することで段差を緩和し、かつ工費の縮減と工期の短縮が図れます。
自立土留め壁をコラムで構築することにより、切梁がないため函渠の施工性が大幅に向上します。さらに、鋼矢板を使用しないため、引抜きに伴うトラブルは発生しません。